夏至は、地球から見て太陽がかに座の0度に入る瞬間に起こります。日本では今年2019年の夏至は、6月22日の0:55AMに起こります。
今年の夏至には大きな特徴があります。一番に顕著なのは、現在、天界側のドラゴンヘッドが「かに座」に滞在中だということ。
かに座は「地球意識」を司る星座。そしてドラゴンヘッドは「魂の目標」の方角を指します。ドラゴンヘッドはまだ見ぬ「未来」を目指すので、この期間は「地球意識を書き換える」時期となります。
この「地球意識」をひと言でいえば「感情体」です。わたし達地球に生きるもの達の「感情」が地球を覆っていて、それが「地球意識」を形成しているのです。感情体には時空間の制限がないので、この地球意識層には、太古の昔からのわたし達の感情が連綿と注ぎ込まれてきました。
この感情体を書き換えない限りは、次の時代の地球を創ることができません。新しい地球に移行することができないのです。このためには「被害者/加害者」のドラマを飛び越えて、卒業することが鍵となります。自分が被害者の立場を取り続けるということは、加害者を創り上げ、そして、加害者を外側に置くことで、被害者の自分は「変わる必要がない」という態度を取り続けることになります。
これが地球の成熟、次の世界への移行を阻んでいるのです。
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「夏至の日に『ドラゴンヘッドがかに座に滞在』している」状態は、前回2000年と2001年に連続して起こりましたが、そこから約18年ぶりとなる今回は、星の配置の関係で、今年のみ起こり、次回はまた18年後、2037年と翌年の2038年に起こります。
2000年〜2001年の頃といえば、20世紀から21世紀に切り替わるミレニアムフィーバーで盛り上がっていました。
そして、同時にこの時期はスピリチュアル界でも時代の流れが一挙に進んだ、と言われてもいます。噂されていたノストラダムスの1999年の予言の滅亡は起こりませんでしたが、滅亡という予言は、それまでとは異なる世界の到来、つまり、それ以前の世界の終焉を意味していたのではないでしょうか。
さらに遡ると1982年の夏至に、やはりドラゴンヘッドがかに座に滞在していましたが、その半年後、1983年の1月には現在と同じ形式の「インターネット」が開始。これより以前に比べて、時代のスピードアップがここから加速度的に増してしていったと捉えることもできます。
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ドラゴンヘッドの反対側、やぎ座に滞在中のドラゴンテイルには、今、過去の書き換えを促すように、土星が寄り添っています。土星のテーマは、後回しにしてきた問題や、先延ばしにしてきた宿題と向き合うこと。そして、ドラゴンテイルは「無意識に繰り返してしまう悪癖」という形で、卒業していくべき課題を浮き彫りにします。
ということは、今は効率よく、やり残している宿題に取り組める時期だということ。「被害者/加害者ドラマからの脱却」をひとりひとりが意識して取り組むことで、地球意識の上昇を促進させることも可能なのです。
今年の夏至をきっかけに、次の時代の世界への移行の準備を始めませんか?
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