インド渡航時のe-Visa(電子ビザ)申請は気をつけて！
友人のインド渡航のためe-Visa申請のアシストをしました
先日、所用で数日間インドに渡航する友人のe-ビザ取得のアシストをしたのですが、その際友人のクレジットカードが2枚とも通らず。それらと別のクレジット会社のカードを持ち合わせていたので、わたしのカードを入力してみたところ、無事に受理。
そんなこんなで、ビザが申請できた！とホッとしていた矢先、一昨日わたしのカードに身に覚えのない15,000円もの請求が来ていることを見つけました。
政府公式サイト以外に「成りすましサイト」がある
記載情報を元に請求元をネットで調べると、オーストラリアに同じ名前の会社が存在することが判明。でもショッピングサイトでも何でもなく、ただのペーパーカンパニーっぽい怪しい雰囲気。
けれど、請求日は友人のeVISAをアシストした日の日付になっていたので、ひょっとしてネットで申請手続きをしている間に、何らかの形でカード情報を盗み取られたのかな？と推測したのですが。
とりあえずカード会社には不正請求があった旨届け出てカードはストップ。
でも気になって、ネット上で情報収集してみたところ、インドのe-VISA申請サイトを騙る、偽サイトが多数存在するという注意喚起を発見。慌てて遡って申請した際にサイトから受信した通知メールを確認したところ、まさに、のドンピシャ、詐欺サイトだったことが判明
そこから大慌てで、インド政府の正式なeVISA申請サイトを調べて、とりあえず友人の代行でVISAを申請しました。
というのが、友人の渡航前日にかけての水面下での大騒動。
手の込んだカラクリ・ただの詐欺サイトではなかった
ところが、今朝になって、詐欺サイトから申請したeVISAが、正式なVISAとして発行されていることも確認できたのです
それで朧げながら、ことの真相が見えてきました。友人が最初に申請手続きを行ったのは、確かに詐欺サイトではあったのですが、どうやら「中抜き」で「中間手数料」的にボッタクリを行う詐欺会社だったようなのです。
つまり
【詐欺業者が用意した偽サイトから申請手続きを行わせる】
↓
【ビザ申請に必要な情報を収集】
↓
【クレジットカード情報も収集】
↓
【クレジットカードには詐欺業者が不正請求】
↓
【申請に必要な情報を元に、詐欺業者がインド政府のサイトから正式にビザを申請】
↓
【何も知らない一般ユーザーは、正式なビザは取得できている】
↓
が、インド政府とは全く関係のない、他国の見知らぬペーパーカンパニーから後日高額請求が届く
というカラクリのようです
皆さまも、どうぞ気をつけてくださいませ！！
それでもe-Visaは無事に発行されるという驚愕の結末
・友人がiPadから作業していたため、PC画面上ではもしかしたらすぐに気付けたかもしれない細かい怪しさなども、すぐに見つけることができなかったこと
・横で友人がつまずいた箇所を、隣でアシストする形でのサポートだった
以上の理由から、当日はわたしが側についていながら全く見抜くことができなかったのが悔やまれるところです。
とにもかくにも、友人はその詐欺業者が代行で申請してくれた「正式なeVISA」を取得できているので、無事に入国できる見込みが立ったのでした。
宇宙の采配をどう受け取るかどうかは、受け取り手側に託されている
今回の一件を通して、よい勉強になりました。
どんな形にせよ、宇宙の采配をどう受け取るかどうかは、受け取り手側に託されている。感謝とともに受け取れば、きっとその想いが循環していくのだろうなぁ、と。
友人の今回の渡航に関しては、後ほど追って素敵なお知らせもできるかもしれないのでお楽しみに
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