風の時代の到来はアクエリアスの時代の序幕
2020年12月、風の時代の扉が開きました
グレートコンジャンクションが開いた扉
2020年12月22日 午前3:22 2000年5月29日以来の20年ぶりの大きな天文イベントが起こりました。それがグレートコンジャンクション。地球から見て、木星と土星が同じ方向に揃い、ホロスコープ上では0度の角度でぴたりと重なる状態です。
今回2020年12月22日に起こったグレートコンジャンクションは、みずがめ座の0度の位置で起こりました。みずがめ座は「風のエレメント」の星座のひとつ。そしてここから約200年に渡って、20年毎に起こるグレートコンジャンクションは「ふたご座」「てんびん座」「みずがめ座」の「風のエレメント」で起こるということで「風の時代」の到来と言われています。
また、今回このグレートコンジャンクションが「みずがめ座」で起こったこと、2024年11月20日には、冥王星がみずがめ座に移動することから、ここから本格的に「アクエリアスの時代」の序幕を迎える予兆を感じます。
アクエリアスの時代は『宇宙の真理』がスタンダード
アクエリアスの時代をひと言で表すなら【宇宙の真理】の時代です。
国や地域限定のローカルスタンダードが通用しなくなります。その替わりに『天の川銀河の太陽系に浮かぶ第3惑星・地球』という宇宙組織のいち構成員としてのスタンダードが物差しとなります。
ここまでの時代、地球ローカルで済まさてきたことが、宇宙の法則という揺るぎのない定規で図られるようになるのです。
力を持つものが権力でねじ伏せてきた、人間社会、人間世界だけでまかり通ってきた「ねじれ」。アクエリアスの時代には、宇宙の法則にそぐわない矛盾した「人間社会の常識」に、宇宙サイドから軌道修正が促されるようになります。
古い因習に則って実力行使で何とか結果を出せてこれたことでも、これからは、より高度な倫理観や精神的な成熟度を持って、真の博愛主義の観点に立てなければ結果が伴わなくなっていくでしょう。
現実を創ることに責任を持つ、責任を取る
現在、2008年から続いてきたやぎ座冥王星期間の終盤を迎えています。このやぎ座の冥王星は「表と裏が一致していない状態」を露わにしてきました。本物の在り方だけを次の時代に移行させるために、フルイをかけてきているのです。
冥王星は「生まれ変わる」「変容」がテーマです。
何か他のものになろうとするのではなく、本来の「自分自身」へと立ち返るために揺さぶりをかけてくるのが、「やぎ座」の「冥王星」です。本来の自分以外のものの上には、自分の城が建たないからです。
本物の自分以外が創ってしまった現実も、責任を取るのは自分しかいません。ここから先は、権力を持っているだけでは成り立たない時代に入ります。みずがめ座の時代には、その人のもつ「哲学」が宇宙の真理に適っているかどうかが問われるからです。
【自由には責任が伴う】
有名なこの言葉は、心理学者のジークムント・フロイト氏による名言ですが、西洋占星術的に解釈するととても興味深いのです。
自由:みずがめ座:土星責任:やぎ座:土星
「自由」という概念を司るのは「みずがめ座」
「責任」という世界観を司るのは「やぎ座」
近代科学の発展により天王星が「発見」されて以降、みずがめ座に君臨する星は天王星となりましたが、天王星発見以前は、みずがめ座を君臨していたのは「土星」でした。
この「土星」は、実は「やぎ座」を君臨する星でもあり、天王星発見以前は土星は「やぎ座」と「みずがめ座」の両者の上に君臨していたのです。
西洋占星術にも造詣が深かったフロイト氏、実はこのような土星の性質もこの名言の裏に含みをもたせていたのかもしれませんね。
そして「自由を選択した先で、自分が創る現実の責任は自分が取る」という真理を伝えてくれようとしたのではないでしょうか。
わたしは
やぎ座の土星という「人間界のルール下の責任」と
みずがめ座の土星という「宇宙の理においての責任」
どちらも理解して初めて人として「成熟」するということなではないかと感じます。
アクエリアスの時代は「魂の真実」を生きることが鍵
アクエリアスの時代には、権力主義の世の中で日の目を見ることのなかった「魂の真実」を生きる人々が台頭する時代になるでしょう。2024年11月に「冥王星」が「みずがめ座」に移動するということは「宇宙の真理」を生きるように生まれ変わることを促されるということ。
「魂の真実」を生きていくように、それ以外の生き方には揺さぶりがかかってくるということです。
グレートコンジャンクションのエネルギーは
「卵の殻を破る」
「種の殻を割る」
エネルギーです。
つまり、扉はもう既に開いて、新しい時代はスタートしたのです。
2008年11月27日に「冥王星」が「やぎ座」に入宮して以来、わたし達の社会が常に突き付けられてきていた課題。それは小手先だけの付け焼き刃や、その場しのぎの対処法では、これ以上持ちこたえることは無理、という現実です。
お金や地位や名誉や権力で人の価値が測られるのが人間社会ですが、宇宙の理(ことわり)の前には、そのような基準は意味を成しません。
自分以外の何者かになるのではなく、自分自身と向き合って、自分を極めること。これ以上の「真実」は他にはありません。そして、あなた以外の何者でもないという在り方が、「魂の真実」を生きる在り方です。
これが、アクエリアスの時代を風に乗って生きていく鍵なのです。
西洋占星術をツールとした、本格的なホロスコープリーディングセッション
わたしの提唱している【イニシエート占星術™】では、ご自身の「魂」と「エゴセルフ」を繋ぎ、スピリットビーイング(Spirit Being)として生きることを目指しています。
個人セッションでは、ホロスコープを利用してクライアントさまの過去生の傾向や、今回の人生での魂の望みを紐解きます。
【過去生の傾向を知ることで】ドラゴンテイル(サウスノード)
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