「スピリチュアル」と「お金」は両立する!
「スピリチュアル」と「お金」
無意識に「相容れないもの」と思っている人も多いと思います。
でもお金自体に「良い」も「悪い」もないことは、誰でも知っています。お金が「悪い」ものだったら、お金を稼いで経済を回すことで成り立っている社会のお約束事が成り立ちません。
なのに、どうして「スピリチュアル」だと「お金」を稼ぐことに眉を潜められてしまうのか
「聖職者」昔の時代からの記憶の残像
スピリチュアルなお仕事の代表的なものは「神様にお仕えする」ことでしょう。
お坊さん、神主さん、牧師さん、教皇、天皇。
イメージ、湧きますよね?
神様に仕える身としてお仕事はしていますが「稼業」として稼いではいません。
「スピリチュアルなお仕事」と「お金」が相容れないのは、この辺りに原因があると思います。
神様は「お金」を支払ってくれない!
例えば、日本人に馴染み深い神社。参拝に上がると手を合わせる前にまず「お賽銭」を投げ込みます。でも神様がお金を要求しているわけでは、もちろんありません。
また、ご祈祷を挙げて頂いたり、御札や御守、御朱印等を頂く際に「玉串代」や「初穂料」として「お金」を納めます。けれどその「お金」も、スピリチュアルなお仕事を務めている人にお仕事の対価として支払っているわけではありません。
神様にお仕えしている身としてお務めをするなら、報酬は神様から頂くことになりますが、神様は「お金」を報酬として支払ってくれたりはしないです。
神様が「お金」を支払ってくれたら一番簡単なのですが、神様は人間界とは別の次元の存在です。見えない世界では「お金」だって紙や金属としては存在していないのですから、現金の支払いようもありませんよね。
聖職者、スピリチュアルなお務めと「お金」
一方で神社に参拝する側のわたし達は、神様に常時祈りを捧げていてもらったり、いざという時には神様に取り次いでもらったり、神様の住まうお社を神聖な場として維持してもらっていたり。
聖職に就く人たちに、俗世界の社会の中に生きる者には務められないお仕事をしてもらっています。
そこで、わたし達が俗世界で働いて稼いできた「お金」を、「玉串料」や「初穂料」として神社に納めます。こうすることで、わたし達の代りに神様に仕えて「スピリチュアルなお仕事」をする人も、人間としての生命を維持していけるように、支え合っているのです。
仏教の「托鉢」という修行も、このような思想の上で成り立っています。
特定の宗教組織に帰依していなくても
スピリチュアルなお仕事のバリエーションに、例えば
・シャーマン
・巫女
・祈祷師
・陰陽師
といったお仕事があります。これらの「務め」は、教会やお寺といった宗教組織が誕生するよりずっと前から存在していました。
そして主には宗教組織としての母体があるか、ないか、という枠組みの違いだけで、これらも、お仕事の内容としては宗教が定義するところの「神」の代りに「見えない大きな力」や「他次元の存在」との架け橋となる存在です。
現代社会では、そこから更に細分化して
・占い師
・チャネラー
・ミディアム
・ヒーラー
・サイキック
・セラピスト
・カウンセラー
といったお仕事が「職業」として登場しています。中でも、セラピストやカウンセラーというお仕事は「スピリチュアル」という枠組から切り離されて「医療」の畑でも活路を獲得したので、立派に職業として認められています。
現代社会と「スピリチュアル」な世界
一方で、宗教組織という母体があれば良いのですが、特定の宗教に属さず、目には見えない領域のテーマを扱うお仕事に就く人たちがいます。
特に日本のように、近代国家で大国の1つでもあるのに、国が特定の宗教を持たず、宗教の自由も認められている社会では、お坊さんや神父さんといった存在が、なかなか身近に感じられません。
これらの聖職者たちは、大昔には「ワイズマン」や「シャーマン」といった立場の人たちが務めた役割にあたります。「俗世界」の常識や概念に縛られずに、超越した視点からアドバイスを与えられる存在です。
・占い師
・チャネラー
・ミディアム
・ヒーラー
・サイキック
こういった、未だに「科学的」に立証されていない残りのお仕事が、中途半端に取り残されてしまったのが、現代社会なのでしょう。
「スピリチュアル」に生きる人たちも「人間」
宗教者として聖職者という「スピリチュアル」な務めをする人たちは、「一般人」としての生活を後にして、その道に入っていきますが、その代りに母体である宗教組織が生活を支えてくれます。
でも、俗世界の中でサバイバルしながら「スピリチュアル」に生きることを決めた人たちが選ぶ職業としての
・占い師
・チャネラー
・ミディアム
・ヒーラー
・サイキック
といった役割があります。
「見えない世界と繋がる」というお務めは、「お金」を「稼ぐ」というお仕事を放棄した方が、ずっと楽にできるお仕事です。母体組織があればきっと下支えしてもらう選択をすると思います。
それでも「生きて」役割を果たすために、生活をするための「お金」を頂く。当たり前のことですが、そこに矛盾はありません。
さらにここから先。アクエリアスの時代へ
経済至上主義の時代が長く続きました。格差社会が進み、現在ではごく一部の拝金主義者が世界中の富の相当な割合を握っているとも言われます。
一方で、スピリチュアルな世界観に生きる人は、その能力で「お金を稼ぐ」のはタブー視されてきました。
つまり、拝金主義な人々にお金が集中し続け、世の中に幸せを実現するために役割を選んだ人たちには、お金が集まらなかったのが、ここ最近までの社会だったということです。
誰が持つかで、お金の価値は変わります。そのお金が社会を回しているのであれば、あなたならどこにお金が集まって欲しいですか?
今はまだ時代の過渡期です。でも、この先、お金の意味やお金の価値、お金の流れを変えていくことができたなら。「お金」が社会を変えることができるなら、あなたはどのような使い方をしたいですか?
これからは、ぜひそんなことをイメージしながら、あなたが信頼できる「スピリチュアル」な役割を務める人に、あなたが「スピリチュアルに生きる」ことのヒントを得るための対価として、「お金」を託してみてくださいね。
The Dave Fromm Show2度めのお声がけ、ありがとうございました!!
https://www.youtube.com/watch?v=Pk4xjobeBNw
The Dave Fromm Show 1回目出演時の動画はこちら
✶宙星祝屋 若夏✶ そらほぎや わか
星解き家・星術師、2003年プロ活動開始。イニシエート占星術™提唱者/星解きカード®作者。
西洋占星術をツールに、ホロスコープをスピリチュアルな観点から紐解き、日常生活に反映されている宇宙の星々からの影響を解き明かしています。
イニシエート占星術セッションでは、わたし達ひとりひとりに宿った精神体である「魂」と、肉体の主体である「自我意識」を繋ぎ、宇宙とコラボレーションして生きるためのヒントとなる情報を、お伝えしていきます。
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