宙星祝屋 そらほぎや
「天の星々から降り注ぐ祝福を伝え言祝ぐ(ことほぐ)者」の意
中学〜高校と、当時通っていたカトリックの学校直属の聖歌隊に所属していました。顧問のお一人に「二期会」所属の現役の声楽家、川上勝功先生が在籍し、本格的な指導の下にレベルの高い本格的な演奏活動が行われる聖歌隊でした。何名ものOGが卒業後、プロの声楽家として活躍しています。
毎年5回全校行事として行われるミサ(典礼儀式)の際に聖歌をリードする他に、文化祭での演奏発表会もあり、グレゴリオ聖歌やフォーレのレクイエムなどの大作にも取り組みました。そのため平日の放課後の通常練習に加えて、夏休みには合宿練習も行われていた、活動量の多い部でした。
中学1年時の文化祭の発表会に向けて、聖歌の他にメンデルスゾーンの「おお、ひばり」という合唱曲を練習しました。
『おお、ひばり』
作曲 F. メンデルスゾーン 訳詩 高野 辰之
おお ひばり 高くまた
軽く(かろく)なにをか うたう
天のめぐみ 地のさかえ
そをたたえて うたう
そをことほぎ うたう
そしてこの時、初めて「ことほぐ」という言葉に出会いました。
※「寿ぐ」と書いて、ことほぐと読むこともありますが、「ことぶき」という言葉の語源がこの「ことほぐ」という言葉なのだそうです。※参照:語源由来辞典
その21年後、2003年。当時通っていた占いの専門学校Akademeia Collegeで、わたしの西洋占星術のお師匠である隈本健一氏から授業中に頂いた言葉がありました。
『占いは祈りだと思います。この先プロになってクライアントさんをお迎えするようになったら、たくさん言祝いでくださいね。』
はっとしました。「ことほぐ!そういうことか!」わたしの頭の中では、中学生の時に歌った『おお、ひばり』と繋がったのです。そして、この時隈本先生から頂いた言葉が、その後のわたしの占い師としての在り方の指針となりました。
プロ養成コース修了後、Akademeia Collegeに引き続き在籍して単科を取ってブラッシュアップしながら、hippy “m” 若夏の名で、プロ活動を開始したのが2003年12月のこと。
その4年後、2007年12月18日に「宙星祝 そらほぎ」という言葉が降りてきました。木星がやぎ座に移動する直前、いて座のギャラクティックセンターの方角に向いていた最中のことです。「天の星々を言祝ぐ」というイメージでした。
この名前は、その日に組んでいたオリジナルの天然石ブレスレットのシリーズの名前として降りてきたのですが、2010年にセッションスペースを立ち上げようと準備を始めた頃には、「宙星祝屋 そらほぎや」として屋号に使うことを決めました。恩師隈本先生から頂いた、占い師としての指針にぴったりと符合する言葉だと感じたからです。
その時に改めてインターネットで調べてみたところ、当時ネット上に存在していた不思議なページの中に、sorahogiという単語がヒットしたのも、今となっては不思議なシンクロでした。(詳しく調べてみると、アナグラムを使ったまさに「謎の」サイトだったようです。)
ところで、今年2019年は【宙星祝 そらほぎ】という言葉が降りてきてから12年。木星が再びいて座に戻ってきているタイミングです。
西洋占星術では木星は拡張のエネルギーを司り、ものごとを育む星と言われています。12年かけて12星座を一周して元の位置まで戻ってくるのですが、木星のタイミングを活用して種を蒔くと、種の発芽と後々の豊かな実りが約束されるとされています。
奇しくもこの2月、宙星祝屋として hoshitoki-sorahogiyaというドメイン名を取得して、「宙星祝屋」のホームページを新たに開設しました。前回2010年に一度オリジナルドメインを放棄したのですが、当時は[dove-rainbowstar.com]というドメイン名で、これは2005年、まだ宙星祝屋という名前が降りてくる以前に取得したものでした。
2003年に「言祝ぐ」という言葉がわたしの元に再登場したのが、初めて「ことほぐ」という言葉を認識した21年後で、これは7の倍数の土星のサイクル。
2005年に最初にオリジナルドメインを取得してから14年。これも土星のサイクルです。
そして、宙星祝の名前が降りてきた2007年から12年目。これは木星のサイクル。
2019年は、宙星祝屋にとっての節目、次のステージへの幕開けの年になりそうな印象!
【宙星祝 そらほぎ】という言葉が降りてきた当初は、『わたしが宇宙を見上げて「天の星々を愛で言祝ぐ(ことほぐ)」』イメージだったのですが、つい最近、そのイメージにも変化が起こりました。
それが冒頭に挙げた
「天の星々から降り注ぐ祝福を伝え言祝ぐ(ことほぐ)者」。
天から降り注ぐ星々からの祝福をチャネリングして地上で言語化し、ライスシャワーのように言祝ぎ伝えられるよう、ここからまた歩き始めます。
2019.04.23 (KIN180 黄色い太陽の日)
ギャラクティックセンターの方角を向く「いて座に滞在中の『木星』」の上を
『月』が通過して、『木星』にスイッチを入れる夜に。