2022年11月8日　皆既月食&天王星食

その人のモカシンを履いて1マイル歩いてみるまでは

昔聞いたことのあることわざがふと脳裏を過ぎって、調べていました。

Don’t Judge a Man Until You Have Walked a Mile in His Moccasins

『その人のモカシンを履いて1マイル歩いてみるまでは、その人をジャッジ(審判/批判)することのないように』

こちら、わたしはネイティブ・アメリカンの諺だと教わったのですが、今調べていたら、Mary T. Lathrapという19世紀のアメリカの女流詩人の作品のワンフレーズでした。

皆既月食とドラゴンヘッド・ドラゴンテイルは紐付いている

さそり座のドラゴンテイルの上に、太陽が乗りつつあって
もうすぐ満月を起こす月は本日からおうし座入り。

この月が、ドラゴンテイルの反対側、おうし座のドラゴンヘッドの上を通過した後、太陽の反対側で皆既月食を起こします。

月食や日食は、このように必ず「ドラゴンヘッド」か「ドラゴンテイル」の付近で起こります。つまり、わたし達の「魂的集合体」に影響を及ぼすと考えられます。

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今、さそり座に滞在中のドラゴンテイルにスポットライトが

今回はさそり座のドラゴンテイルを太陽が照らしているので、自身の深い深い闇が浮上してきているのを感じる人も多いのでは？それを自覚できない間は、周囲の異常を先に察します。それがサイン。

外側の世界に異常を感じているのは、自分側の反応です。外側の世界から何を感じているのか。その感じ方は自身のかけているメガネの色に影響されています。

自分がかけているメガネはどんな色をしているのだろう？
まずそこを自覚することから、ドラゴンヘッドへの軌道修正の旅が始まります。

皆既日食間近の今、心のざわつきを感じている方も多いことでしょう
そのざわつきは、周囲のせいではなく、自分自身の中で起こっている
これに気づけると、理解の進みはグッと早くなります。

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全ては感謝と共に受け取ることができるギフト

そして同時に
『相手から何かジャッジをされた時、それは相手のメガネから見えている印象なのだ』
とワンクッションを置く訓練ができようになると、相手との健全な距離、関係性を築くのに役立ちます。

自分が過剰に反応することも軽減され、やがて相手のかけているメガネの向こう側へと思いを至らせることもできるようになっていくことでしょう。

相手から投げられた石でさえも、自分の力でギフトに変えることは可能です。そうしてそのギフトを誰かに差し出すこともできるのです。

天王星は『軌道修正』、さそり座は『変容』

今回、皆既月食を起こす「月」によって、同時に「食」という形で刺激を受ける天王星は「軌道修正」を司る天体。この天王星は今、ドラゴンヘッドが入っているのと同じ星座、おうし座に滞在中。おうし座は「生きることの喜びを見つけるための宝探し」がテーマ。こちらでは、「本当に今の生き方で幸せですか？」と問われています。

一方、さそり座は「生→死→再生」がテーマで、ひと言で言えば「変容」を意味します。

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルはひとつの星座に約1年半滞在します。現在ドラゴンテイルが滞在中の星座が「さそり座」。この配置は今年2022年の1月から起こっています。つまり先に「生まれ変わることを促している」星の配置が始まっていて、今に至っています。

その上で、現在太陽がドラゴンテイルをピンポイントで照らす配置になっているので、精神的にワサワサとざわつく状態になる可能性があります。ザワザワするのは「変容」の鍵がそこにあるから、という見方になります。

生まれ変わるということは「前とは異なる状態に至る」ということ。それだけの変化をわたし達に問うてきているのが、ここ1週間ほどの天界、宇宙のエネルギーです。それが現象として明日2022年11月8日の皆既月食に表れる、ということになるのです。

ちなみに、この満月は、5月に起こる「ウエサクの満月」と対になっている満月となります。結びのイメージです。

判断は優しく穏やかに　Judge Softly

冒頭でご紹介した詩のタイトルは　
『”Judge Softly”　判断は優しく』
（難しい単語は使われていないので、気になる方はグーグル翻訳などで概要を調べてみてくださいね。詩の翻訳って結構時間かかってしまうのでここではパスします。）

“Judge Softly”

Pray, don’t find fault with the man that limps,
Or stumbles along the road.
Unless you have worn the moccasins he wears,
Or stumbled beneath the same load.

There may be tears in his soles that hurt
Though hidden away from view.
The burden he bears placed on your back
May cause you to stumble and fall, too.

Don’t sneer at the man who is down today
Unless you have felt the same blow
That caused his fall or felt the shame
That only the fallen know.

You may be strong, but still the blows
That were his, unknown to you in the same way,
May cause you to stagger and fall, too.

Don’t be too harsh with the man that sins.
Or pelt him with words, or stone, or disdain.
Unless you are sure you have no sins of your own,
And it’s only wisdom and love that your heart contains.

For you know if the tempter’s voice
Should whisper as soft to you,
As it did to him when he went astray,
It might cause you to falter, too.

Just walk a mile in his moccasins
Before you abuse, criticize and accuse.
If just for one hour, you could find a way
To see through his eyes, instead of your own muse.

I believe you’d be surprised to see
That you’ve been blind and narrow-minded, even unkind.
There are people on reservations and in the ghettos
Who have so little hope, and too much worry on their minds.

Brother, there but for the grace of God go you and I.
Just for a moment, slip into his mind and traditions
And see the world through his spirit and eyes
Before you cast a stone or falsely judge his conditions.

Remember to walk a mile in his moccasins
And remember the lessons of humanity taught to you by your elders.
We will be known forever by the tracks we leave
In other people’s lives, our kindnesses and generosity.

Take the time to walk a mile in his moccasins.

~ by Mary T. Lathrap, 1895






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