春分のことを『宇宙元旦』と呼ばないで!
ドラゴンヘッド/ドラゴンテイル(ノースノード/サウスノード)マイスターの名乗りをあげる
さて。前回、狼煙を上げる勢いの記事を書きました。
この記事は、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルのマイスターとして表に立つことを言葉に書き記した「決意表明」でした。
というのも、先日、宙星祝屋カナルスタジオに訪ねてきてくれた友人と話し込むうちに、そもそもわたしは自分の人生をかけて「ドラゴンヘッド」と「ドラゴンテイル」を検証してきたのではないか、という結論に至り、それを自覚してしまったから。
それは受け入れる覚悟が必要な恐ろしい感覚を伴いましたが、自覚してしまったので逃げることができなくなりました。
18.5年、ドラゴンヘッドとドラゴンテイル1周分の研究期間
あちらこちらで何度も書いてきましたが、わたしがジャン・スピラー女史の「前世ソウルリーディング―あなたの魂はどこから来たのか」と本屋で購入したのが2002年。当時のドラゴンヘッドはふたご座、ドラゴンテイルはいて座。その年の4月に、わたしは占いの専門学校にも通い始めました。
わたしにとって非常に幸いだったのは、西洋占星術担当の講師の方が、プロ養成コースのスタンダードクラスの授業の当初から「僕から教わった知識を、皆さんご自身で必ず検証してくださいね」と何度も指導してくださったこと。
元々、学校に通う前から2年ほど独学で西洋占星術の勉強に取り組み始めていたこともあり、先生のアドバイスを素直に受け取ったわたしは、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルについても、その他の知識と同様ひたすら考察と検証に取り組んできました。
そして、取り組み始めてから約18.5年が経過。昨年、2020年5月5日に、12星座をぐるりと一周したドラゴンヘッドとドラゴンテイルが、再び「ふたご座/いて座」の組み合わせの位置まで戻ってきました。
わたしの検証取り組み期間も、一巡して次のサイクルに入ったことになります。
ドラゴンテイルと過去生の記憶
冒頭で、自分の人生をかけて検証しにきているのではないか、と書きました。それには当時、ジャン・スピラーさんの本以外に、わたしに「ドラゴンヘッドとドラゴンテイル」について、教えてくださる方がいらっしゃらなかったという環境も関係しています。
通っていた専門学校の担当の講師の方々も、当時の学校の方針もあったのか、そもそもご本人方も、まだ専門的に研究に取り組んでいらっしゃらなかったのか、授業内に詳しく教わることはありませんでした。
でも、わたしにはホロスコープを読み解くセンスの他に、特殊な好条件が揃っていました。
専門学校に通って学問としての西洋占星術を学ぶのと同時期、わたしは並行して「精神世界/スピリチュアリズム」の世界へと足を踏み入れました。
その過程で、クリスタルヒーリングやシャーマン養成講座、時には自分で取り組む瞑想の最中などに、自身の過去生の姿のビジョンの数々を目撃したのです。
・中南米系のピラミッドの中で横たわる、首のない男性
・またみんなに会いにいくよ!と望みながら超高速で宇宙空間を降下する光景/その後、自分の首が胴体と繋がって、また戻ってこれたと喜ぶ男性
・小さく屈折したまま太陽へと昇っていった少女の魂
・神殿に仕えた祭事を司った巫女
・神を激しく呪いながら凄まじい怒りの中で血まみれで臨終の床にいるシスター
・KKKと思われる白装束の存在に銃撃されるシーン
etc., etc.,
どれも、過去に「神」の概念や「宗教」といった組織と繋がりがあったと思われるものばかりでした。
そして、これらの過去生のビジョンがどれも、わたしのホロスコープの中の
「8ハウス」「おとめ座」に位置する「ドラゴンテイル」から読み取れる特徴をとてもよく表していることに気づいたのです。
自分の中の過去生の存在
その一方で、自分自身の嗜好や行動パターンをつぶさに観察して、断片を繋げていく中で浮かび上がってきた「過去生像」もありました。
・中世のヨーロッパの修道僧
・錬金術師
・十字軍の騎士
・宮廷お抱えの占い師
また、文献などで当時の時代背景を調べていくうちに、現代ではインチキなまやかしの存在と思われている「錬金術師」が、実は読み書きができて、高等な学問や教養といった知識を持っていた、当時の特別階級の身分でなければ成れない存在だったことも分かりました。
修道僧というのも、その特別階級のひとつで、後に映画化もされているウンベルト・エーコーの小説「薔薇の名前」に出てくる修道院の様子などからも、修道僧は「勉学」が許されている階級で、励めば高度な知識と教養を得ることができた立場であったことが伺えます。
薬草や酒造といった技術が修道院の中で高度に発達しましたし、時代は下りますが、19世紀の修道院でえんどう豆の交配の研究を行い「メンデルの法則」を発見したメンデル氏も、オーストリアの修道院に所属する司祭であったことは有名です。
ドラゴンテイルが過去生の記憶を保存している?
・中世のヨーロッパの修道僧
・錬金術師
・十字軍の騎士
・宮廷お抱えの占い師
これらの過去生は、ビジョンとしては直接視たことはなく、可能性としての仮説を立てていました。けれど、瞑想中のビジョンとしてではなく、実生活の中での体感として、過去生の記憶がフラッシュバックするという経験をしました。
過去生の自分と現在を生きている自分が強烈にオーバーラップするのを「体感」したのです。例えていうなら、時空間がクロスオーバーしたかのような感覚です。
西洋占星術を学んでいた時には、クラスの他の生徒さんより習得が早かったですし、自宅に帰ってホロスコープを検証していると、次第に、どこからか自然と情報が降りてきて、学校では教わっていないのに「答えが分かる」ようになっていきました。
星解きカードの解説書を執筆していた時には
「ヨーロッパの古い修道院のどこかに、過去生でわたしが書いた書籍が残っているだろうな」という確信めいた直感も降りてきました。
これらはまさに「ドラゴンテイル」が表すとされる、「過去生の自分が積んだ経験」の「ギフト」の側面なのです。
ドラゴンテイルのギフトは諸刃の剣
ここに書き出したことは、ほんの一部ですが、自身の経験から考察してきた「今を生きている自分」
と
「過去生からの影響」
と
「ドラゴンテイル」
の関係性、連動性の在り方です。
今の時代の科学では実証できないジャンルであり、個人的な経験を元に考察、検証してきましたが、これらの実体験を通して、ドラゴンテイルの定説の有効性を確信しています。
同時に「魂はドラゴンテイルの性質を卒業するために何度も地球を目指してきている」という説にも深い納得をしているのです。
2021.01.06 デイブフロムショー、3回め!!
2020.1.22 2回め出演 2020年について占っています
The Dave Fromm Show 1回目出演時の動画はこちら
✶宙星祝屋 若夏✶ そらほぎや わか
星解き家・星術師、2003年プロ活動開始。イニシエート占星術™提唱者/星解きカード®作者。
西洋占星術をツールに、ホロスコープをスピリチュアルな観点から紐解き、日常生活に反映されている宇宙の星々からの影響を解き明かしています。
イニシエート占星術セッションでは、わたし達ひとりひとりに宿った精神体である「魂」と、肉体の主体である「自我意識」を繋ぎ、宇宙とコラボレーションして生きるためのヒントとなる情報を、お伝えしていきます。