Part1では、雅子さんが2004年に適応障害と診断された時の天界の「土星」と、雅子さんの誕生時のホロスコープのドラゴンヘッドの関係性から、
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一方では【魂の望み】を「具体化」するために「足場や基礎を固める」時期ですが、他方で、「抑圧」を感じて「萎縮」して、「試練」が「長期化」してしまう時期でもあります。
適応障害と診断された時期の雅子さんが、どういった局面にいたのか、ドラゴンヘッドと土星のこの関係性だけでも、概要が見えてきますね。
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と考察しました。
さて、雅子さんのドラゴンヘッドは「かに座」です。
かに座について、わたしの著書【宙星祝屋オリジナル星解きカード 入門書】の中で
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<かに座のカード:地球意識>
地球が新しい時代に差し掛かっていると言われている現在、このカードには、大きく分けて2つのテーマが存在しています。ひとつには「慈しみ、育む」というテーマ。もうひとつは「卒業」です。新しい時代の地球への移行期間であるからこそ、大切な2つのテーマなのかもしれません。
その中で、卒業していかなくてはいけないことは「被害者意識」。「被害者/加害者」のドラマからの卒業です。
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と書きました。つまり、今回の人生における雅子さんの魂の「望み/目標」は、
「慈しみ」
「被害者意識からの卒業」
そして「新しい時代の地球意識を育む」というテーマを持つことが分かります。
この「かに座」の性質を一言で分かりやすく例えると「母親/母性」となります。
ドラゴンヘッドに対して、雅子さんのドラゴンテイルはかに座の180度反対側に位置する「やぎ座」です。先程かに座は「母親/母性」と述べましたが、対してやぎ座は「父親/父性」となります。
言葉を話すことができない段階から常に側に寄り添い、子供と同じ視点にまで降り立って子供の歩幅に合わせて一緒に歩いて進むのが母親の役割だとすれば、父親の役割は、子供を社会人として社会に貢献できる「完成品」として世に送り出すことです。
よく「母親にとって、幾つになっても子供は子供」と言いますが、このように母親には子育ての完了というゴールがありません。母親にとっては、子供の成長というプロセスが永遠に続きます。
反対に、父親にとって子育てとは社会人という「完成品」を創ることがゴールとなります。社会人として機能して、社会に貢献できる人間に育てる、という「結果を出す」ことが父親の仕事です。
ドラゴンテイルは「魂の記憶」。その人の魂が過去の人生で経験してきたテーマを解き明かすことができるのが、ドラゴンテイルです。このドラゴンテイルの性質が、その人の魂の持つ癖として、今回の人生において、生まれた時から身につけている無意識の習性となって表れてきます。
やぎ座のドラゴンテイルを持つ人の場合、過去生癖として出る弊害が
「権力者癖」
「父親癖」
として表れます。
結果や成果の出ないことが苦手で、プロセスを楽しむことができません。また、社会的評価を得られて初めて生き甲斐を感じ、自身の存在意義を確立できると信じているので、社会的評価が伴わない事柄や環境に強いストレスを感じます。期限を区切ることができないことも苦手です。
型にはめることができない事象が苦手なので、感情を扱うことも得意ではありません。相手に動揺されることも、自分が動揺してしまうことも苦手なので、感情に蓋をしてしまう場合も少なくありません。
★★part3 に続きます
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