ドラゴンヘッド/ドラゴンテイルの相性から考察する力関係
時代背景
約30年がひと単位の惑星:土星がみずがめ座に滞在する期間の検証
まずは時代背景から迫っていきます。
2020年3月22日12:58(日本標準時)、土星が1回目のみずがめ座入りをしました。世界の国々が次々とロックダウンを施行していく中、土星のみずがめ座入り直後の4月7日〜、日本でも初めてコロナ禍の緊急事態宣言下に置かれることとなりました。
逆行した土星はその後、7月に一旦やぎ座まで戻りましたが、12月に再びみずがめ座に進行して、時を同じくしてみずがめ座に移動した木星と接近したことで「グレートコンジャンクション」を起こしたことは、まだ記憶に新しいところです。
そこから1年以上が経過し、既に木星はうお座へと移動していきましたが、土星はまだみずがめ座に滞在中です。
わたしの中では、最初の緊急事態宣言下でこの国に起こった「革命的」な変化の数々が、みずがめ座に移動した土星の影響を象徴する出来事という心象でしたが、昨年から不穏な動きをしていたロシアのプーチン氏が今回、このタイミングでウクライナ侵攻に打って出たことを、この土星と重ね合わせてみたのです。
過去に土星がみずがめ座に滞在していた期間に起こっていたこと
土星は約29.5年という周期を持っています。ということは現在、前回の #土星 #みずがめ座 滞在からちょうど一巡したところだと推測できます。
占星天文暦で確認してみたところ、前回土星がみずがめ座に滞在していた期間中の1991年、
まさに #ソヴィエト連邦崩壊が起こっていました。ウクライナがソ連から独立を果たしたのも、1991年のこと。そして日本の「#失われた10年」もその年に開始していました。
あまりにもドンピシャな手応えを感じたため、さらに過去の歴史を辿っていってみました。
その前の土星みずがめ滞在期、1962年には #キューバ危機が
さらにその前回の滞在期間であった1933年には #ナチス政権の台頭
1904年には #日露戦争勃発
1873年には #世界恐慌 が起こっていたことが判明しました。
1873年で一旦、この流れは途切れているようで、どうやら
【「土星」が「みずがめ座」に滞在中、世界情勢に衝撃的な変化が起こる】
というパターンは、世界のグローバル化と共に定着化した「土星についた癖」だということが見えてきました。
世界の価値観が書き換わる時
土星がみずがめ座に滞在する期間に勃発していた出来事の数々が、世界情勢にもたらしたインパクトを鑑みると、人類の意識に与える影響力の強い出来事が起こる時期だという見方ができます。
今回のプーチン氏のウクライナ侵攻も、そのような時代のウネリの一旦を担う意味合いを持つ可能性があるように感じました。
続きます
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✶宙星祝屋 若夏✶ そらほぎや わか
星解き家・星術師、2003年プロ活動開始。イニシエート占星術™提唱者/星解きカード®作者。
西洋占星術をツールに、ホロスコープをスピリチュアルな観点から紐解き、日常生活に反映されている宇宙の星々からの影響を解き明かしています。
イニシエート占星術セッションでは、わたし達ひとりひとりに宿った精神体である「魂」と、肉体の主体である「自我意識」を繋ぎ、宇宙とコラボレーションして生きるためのヒントとなる情報を、お伝えしていきます。
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