春分を『宇宙元旦』と呼ばないで!
過去生癖は、こんな風ににじみ出ます
ドラゴンテイルの過去生癖は、本人にとっては魂の経歴に刻まれている、過去生から持ち越してきている性質なので「デフォルト」設定です。
生まれた時から「ごく自然に身についている立ち居振る舞い」や、誰に教わったわけでもないのに「当たり前のように知っていた」こと、「なぜかそう信じ込んでいた」ことなど、思い当たる節はありませんか?
カトリック教会と関わっていた時代の過去生癖
例えばわたしは小学校からミッション系のカトリックの学校に通っていました。小学校1年生の時に、教えの時間(カトリック宗教の授業)に、担当のシスターの立ち居振る舞いを見て
「なんでシスターなのに、あんな間違った態度を取るのだろう?」と疑問に感じていました。
小学1年生が、どうしてそんな風に思うのでしょう?
今思い返すと、なんだか妙なことですし、その記憶が強烈に残っているのもちょっと不思議な話です。
これは恐らく、過去生でもカトリックと関係があって、カトリックの世界観をよく理解していたが故の名残りだったのだと思います。
錬金術師時代の過去生癖
他にも小学校3年生の時のこと。方位磁石の勉強をしていた理科の授業中に、コンパスの針を磁石でこすって、赤く色を塗ってあるコンパスの先が北の方角を指すようにする、という実験をしました
そのクラスの最中に突如閃いて、実験が終わったあとに手を挙げて、先生に
「コンパスが北を指すということは、地球の中に大きな磁石が入っているっていうことだと思います!」と発言をしたのです。
担任の先生はとても怪訝そうな顔をして
「お母さんにそう教わったのですか?」と問い返して、自分で考えましたと答えても信じてくれず、質問の答えにもきちんとは答えてくれませんでした。
これは多分、錬金術師等をしていた頃の名残りだったのだと今は思います。
小学校低学年の頃からガラスのビーカーや顕微鏡などの実験道具もわくわくと興奮を覚えるくらいに大好きでしたし、望遠鏡が強烈に欲しくて欲しくて仕方がなかったのも覚えています。
仕事にも影響が
大人になってからも、生活のために働くということがいつまで経っても感覚として身につかず、
「食べるためにお金が必要で、そのために働く」という社会のルールに対して、ひどいときには
「生きていくためのためにお金がかかるなんて、どうして世の中はそんな理不尽なシステムなのだろう」と怒りがこみ上げてくる始末です。
これは恐らく、長かった修道院生活やら宮廷仕えの身だったりと、生活の糧は保証されたお抱えの状態で、ミッションに集中して務めることができた時代の意識の名残りだと思います。
ドラゴンテイルは「過去生癖」のままでは報われないというルール
デフォルトで自然と出てしまう癖の数々なのですが、今回の人生では、魂はそこからの卒業を決めて、新しい境地に向かうという目標を持って地球に降りてきます。
それがドラゴンヘッドが示す「星座」と「ハウス」に顕れるのですが、ドラゴンヘッドは、ドラゴンテイルの真逆の位置にあるので、ドラゴンテイルで身についてしまっている癖を自覚して軌道修正を図れば、自然とドラゴンテイルの方角に流れが起こるようになっているようなのです。
わたしの「8ハウス」「おとめ座」のドラゴンテイルの場合は
・いくら「正当性」を主張しても、矛盾した状況を変えることはできない
・「正当性」を主張した自身の方が不利な状況に陥る
・デフォルトが水面下なので、頑張っていても成果を認めてもらい辛い
・きちんと自分で声を挙げて主張しないと、他の人に成果を持っていかれる
・「こうあるべき」という常識を通しても、それが不調和をきたしてしまう
・危機的な状況と背中合わせの緊張感漂う状況がデフォルト
などといった、トホホなことが巻き起こります。
反対側の「2ハウス」「うお座」の「ドラゴンヘッド」が、
・すべては最善のタイミングで最高の状態で起こっている
・宇宙の計画に間違いはひとつも起こっていない
・宇宙を信じて安心して喜びの中に生きる
・自分のテリトリーを健全に主張する
・安心感を確保するためには、誰かに頭を押さえられて水面下に潜ってしまう状況を放置しない
・「こうあるべき」という線引きを取り払う
という状態を、今回の人生で目指してきているからなのです。
見えてきた今回の課題
結局は、わたしが長い間「自身が成果を形に残す」ことにこだわらず、長い間、せっかく書き続けてきてた考察や検証の記事たちを早めに救出することなく放置していたため、後から「ドラゴンヘッド」「ドラゴンテイル」の有効性に気づいた方たちの記事が雨後の筍のように次々と出現したタイミングで、相対的に、ますますわたしの過去記事たちが水面下のより深いところまで沈んでいってしまった、ということだったのだと思います。
そうして気づいた時には、誰かの主張をコピー&ペーストした大量生産の情報がメインストリームを形成していて、そもそもエキストリームの独自路線を歩いていたわたしは、すっかり日の目を見ない立ち位置になっていたのでしょう。
水面下に沈んでいるのがデフォルトなので、自分自身で引っ張り上げるという意識に切り替えない限り、誰の目にも留まりにくいのです。
本物で在り続けること/自分以外の何者かを目指さない
ドラゴンテイルをやり続けることは、一見楽ちんなことです。他の人より少ない努力で、ある程度のところまでは上がれますし、他の人と同じ努力をすれば、より高く、他の人より更に努力をすれば、「才能」と呼ばれる境地に達することも可能です。
けれど、その場合にも、ドラゴンテイルの「過去生癖」の弊害を、軌道修正させて、調和のエネルギーへと変換させていくことが重要になります。あくまでも、他の誰かになろうと目指すのではなく、自分自身と向き合って、不調和、不具合を起こしている箇所に軌道修正をかけながら、自分自身で在り続けることが鍵です。
自分自身で在り続けることが自分という「本物」を生きる唯一の道だからです。逆を言えば、あなた以外の誰も「本物のあなた」には成れないのです。
検証をして、自分のものにするという意識
最後に。
わたしの西洋占星術の師も、スピリチュアルティーチャーであった、クリスタルヒーラーのジェーンアン・ダウも、指導者として知識を分け与えてくれましたが、同時に、それらの知識を必ず自分自身で確かめるように、とも指導してくださいました。
特にクリスタル・ヒーリングという「学問」として確立されていないジャンルの叡智について長年第一人者として研究を続けていたジェーンアンは、常に
「わたしはこう思うのよ」
「わたしはこう感じたわ」
「でも、あなたにとっては、あなたが感じることが答えなのよ」
「わたしの答えと違っていても構わないのよ」
と繰り返し諭してくれました。
特に日本人が周囲に同調する習性が強いということを気にかけてくれていたのだと思います。
Authenticity 真正さ
2020年12月22日にみずがめ座の0度で起こった、木星と土星のグレートコンジャンクション。これを機に、みずがめ座の時代の流れが起こった、と考えることができます。
ただ、2024年11月までは、まだやぎ座に冥王星が滞在中です。やぎ座のテーマは「真正さ」。先程も書いた「本物である」状態を、やぎ座の冥王星はとことん追求してきます。本物だけが残るように、どんどん揺さぶりをかけて、本物ではないものを振り落としにかかってきています。
みずがめ座の時代には「理想」というキーワードがあります。理想的な新しい時代を創るためには「本物」以外は必要がないのです。不要なものを削ぎ落としていく必要があるのです。
本当の自分は、他の誰とも同じではない自分です。
誰かと同じということは、どちらかが「コピー」の状態ということです。
「コピー」が本物であることはありません。
だから、他の誰とも異なる自分を生きる道を模索するのです。
あなたは、あなたであることだけを追求して歩いていけばよい。
他の誰かが違っていても、それはその人が歩く道であり、その道とあなたの歩いている道が異なっているだけ。
常にそこに立ち返って、自分自身の道を歩み続けていきましょう。
その先に、あなたの魂が目指してきている、ドラゴンヘッドの方角が見えてくるはずです。
2021.01.06 デイブフロムショー、3回め!!
2020.1.22 2回め出演 2020年について占っています
The Dave Fromm Show 1回目出演時の動画はこちら
✶宙星祝屋 若夏✶ そらほぎや わか
星解き家・星術師、2003年プロ活動開始。イニシエート占星術™提唱者/星解きカード®作者。
西洋占星術をツールに、ホロスコープをスピリチュアルな観点から紐解き、日常生活に反映されている宇宙の星々からの影響を解き明かしています。
イニシエート占星術セッションでは、わたし達ひとりひとりに宿った精神体である「魂」と、肉体の主体である「自我意識」を繋ぎ、宇宙とコラボレーションして生きるためのヒントとなる情報を、お伝えしていきます。