厳かに晴れやかに、令和の時代が幕開けしましたね。
新天皇徳仁陛下の、一夜にして天皇のオーラをまとった佇まいや、皇后となられた雅子さまの、ご成婚パレードが思い出される輝くような笑顔がとても印象的でした。
平成時代の始まりは別の意味で強烈に覚えています。その頃毎朝ラジオをタイマーにセットして起きる生活をしていました。そんなある日、寝ていたら胸が潰れるような、物凄く陰鬱な気分に陥りました。頭が混乱している中、徐々にその陰鬱な気分の元がラジオから流れてきた音楽の影響だと判ってきました。
ハッ気づいて目を覚まして、流れてきた音楽がオーケストラが演奏する「葬送曲」らしいことに気づいたのです。目覚める前、ラジオから流れてきた「葬送曲」に脳の一部が反応して感情が反応して胸が締め付けられたのでしょう。それが、平成の始まりの日の朝の思い出です。
明仁天皇即位後朝見の儀
平成元年1月9日
『大行天皇の崩御は,誠に哀痛の極みでありますが,日本国憲法及び皇室典範の定めるところにより,ここに,皇位を継承しました。深い悲しみのうちにあって,身に負った大任を思い,心自ら粛然たるを覚えます。』(※1)
このように、即位後のお言葉も大きな悲しみをたたえたものでした。
今回、平成から令和への新時代への移行の喜びに満ちた有様を目にするにつけ、上皇のご生前退位は、国民に代替わりを慶事として迎えてほしいというお心遣いも、大きな要素としてあったのではないかと感じ入るのです。
剣璽等承継の儀も、それに続いた即位後朝見の儀も、厳粛さの中にも華やかさが感じられ、心から喜びお祝いができたのも、国民を思う上皇の図らいだったのではないでしょうか。
※1出典 即位後朝見の儀 宮内庁ホームページ
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/okotoba-h01e.html#D0109
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