ドラゴンヘッド(ノースノード)に向かう旅路はドラゴンテイル(サウスノード)の片付けの道 part.2
道端で突然起こった「気づき」
平日の食事の作り置きのために、昨夜から下準備を始めて、日曜日の朝一番で食材を揃えに買い出しに行ってきました。
徒歩でしたが、昨日に引き続いて台風一過の爽やかな秋晴れ。ウォーキングも兼ねて近所のお店を3軒もハシゴしてきた帰り道のこと。
突然「気づき」が起こり、その「気づき」でまたひとつわたしの人生の大きな謎が解けました。
「楽しむ」ということを目的にすればよいのか!
という気づきが起こった瞬間こみ上げてくるものを止めることもできませんでした。
そうしてマスクとサングラスの下で、声を殺して涙をボロボロとこぼしながらひと気のない運河沿いを歩いて自宅に戻ってきたのでした。
カーリングという競技は「覚醒」して生きている在り方に似ている
昨晩のこと。
ドラゴンヘッド(ノースノード)=魂(ハイヤーセルフ)が目標としてきた方向を目指して生きるということは、カーリングの競技のようなものなのかも?というイメージが脳裏に浮かびました。
カーリングでは投石者のショット後、氷の上を滑っていくストーンに手出しをすることはできません。けれど、ストーンをハウスという目標エリアに導くために、「ブルーム(ブラシ)」と呼ばれるデッキブラシ状のツールを使って、氷の表面をスィーピング(掃く)することでストーンを前進させます。
ブルーム(broom/ホウキ)を持ってストーンの周囲をスィーピングする選手たちをスィーパー(sweeper)と呼びますが、スィーパーには掃除人という意味があります。つまりカーリングは、ストーンがゴールを目指せるように、ストーンの周囲をひたすら掃除していく競技だということ!
これ、魂(ハイヤーセルフ)の目標地(魂の望み=ドラゴンヘッド=ノースノード)に向かうために、手元に残っている過去から持ち越してきた宿題(過去生癖=ドラゴンテイル=サウスノード)を片付けながら前進していくという、わたし達の人生の歩みそのものに見えませんか?
魂(ハイヤーセルフ)が決めてきた目標地に向かうということ
また、カーリングの競技では、遠くにゴールが見えていてそこに方向を定めてストーンを投石します。そのストーンをゴールまで滑らせるためにスィーパーたちはストーンの周囲をスィープします。
行く先に見えているゴールに向けて、ストーンの進行方向を指示するのはスキップと呼ばれるチームの司令塔の役割で、スィーパーたちはスキップの掛け声を指針に、目の前のストーンの動きに集中しています。
手元の「掃除」に、全力で集中しているということですよね。スピリチュアル界でよく語られるところの「Be here now」=「今、ここに在る」という状態そのものです。
ゴールというのは、いつも未来にあって、未来にばかり意識を向けている状態とは、実は「今、ここ」という瞬間にグラウンディングできていないということなのです。
ドラゴンヘッド(ノースノード)に向かう歩みとは、今この瞬間に、過去から持ち越してきた宿題(ドラゴンテイル=サウスノード)を片付けることに集中する取り組みの連続なのかな、とぼんやりと考えていた時に、このカーリングの競技がフッと頭に浮かんだのでした。
「ドラゴンテイル・ワーク月間」
トランジットの太陽が生まれた時のドラゴンテイル(サウスノード)を通過する1ヶ月は、宿題に取り組むチャンス
ところで、わたし達には誰でも1年に1度、約1ヶ月間続く「自身の過去生癖と向き合う」期間が廻ってきます。これを宙星祝屋(そらほぎや)では「ドラゴンテイル・ワーク月間」と呼んでいます。
これは、わたし達各自の生まれた時のドラゴンテイル(サウスノード)の上を、太陽が通過していく1ヶ月のことを指します。
ドラゴンヘッド(ノースノード)とドラゴンテイル(サウスノード)は、必ずホロスコープの中の対角線上に並んでいる2つの感受点です。ドラゴンヘッドが入っている星座がわかれば、自動的にドラゴンテイルはその180度反対側に位置する星座に入っていることになります。
一般的な西洋占星術では黄道上の星座は12種と定義しているので、ドラゴンヘッド(ノースノード)とドラゴンテイル(サウスノード)の組み合わせは、全部で12種。12のグループ分けができます。
一方、ホロスコープは円を360度、12の星座を30度ずつに等分しています。360度を一周と決めているので、太陽はホロスコープ上では1年で360度、ひとつの星座(30度)を約30日間かけて移動する計算となります。
例えば、わたしのドラゴンテイルはおとめ座26度という位置にありますが、太陽がおとめ座に入ってくる「8月23日」からてんびん座に移動する「9月23日」(注意・年によって異なる場合があります)までの約30日間は、毎年、わたしのドラゴンテイルの上を太陽が通過していく一ヶ月間。
太陽は「照明」「焦点」「スポットライト」の役割。ドラゴンテイル(サウスノード)は自身に宿った魂が、過去生で繰り返し取り組んできたテーマであり、今回の人生では卒業すると決めてきた宿題を示すと考えられています。
つまり、ドラゴンテイル(サウスノード)の上を太陽が通過していく30日間は、自分が身に着けてきた無自覚な過去からの習性(過去生癖)を、太陽というスポットライトが照らして、否が応でも自分の課題に向き合うことを、天界から呼びかけられている期間なのです。
この期間を目をつぶったまま、現実を直視することなくやり過ごすのか、はたまた、1年に1度、徹底的に自分と向き合うと覚悟を決めて30日間を過ごすのか
これだけでも人生の流れが大きく変わってきます。自身の取り組みは、1年また1年と積み上がっていきますから、年を重ねれば重ねるほど、結果も大きく変わっていくことでしょう。
月のサイクルで起こる、もうひとつのドラゴンテイル(サウスノード)・トリガー期間
わたし自身が先述した【「太陽」が自分のドラゴンテイル(サウスノード)の上を通過していく一ヶ月】を「ドラゴンテイル(サウスノード)・ワーク月間」なのではないかと推定して、検証のために考察するために取り組み始めたのは今から6〜7年前だったと思います。
それまでは、月に一度、自身のドラゴンテイルの上を月が通過していく約3日間には着目していました。ドラゴンテイルに月がトリガーとして刺激を与えてくるから、この3日間に身に起こる出来事は、自分の過去生由来の「パターン」が暴発させる可能性がある、という考察です。
そこで「暴発」することで、毎月1回、約3日間、わたし達には自身の無自覚な悪癖を自覚的に修正するチャンスが与えられていると捉えることができます。
このトリガーサイクルに気づいてから、ここ10年ほどは、わたし自身の身に起こることに着目して、過去生癖に由来する「トラブルパターン」を修正することを心がけてきました。
【ドラゴンテイル(サウスノード)・ワーク月間】は、この月のトリガーの考察の延長上にたどり着いた仮説でした。そして実際に考察と検証に取り組み始めてから6年。やはり【ドラゴンテイル(サウスノード)・ワーク月間】の後にも、大きなギフトが降りてくることを実感しています。
「気づき」にはレイヤー(層)がある
今年の場合は、今朝起きた冒頭の「気づき」でした。
数年前に起こった「気づき」で、わたしは修行のための修行に走る習性があることを自覚しました。
わたしの過去生癖をしめす「8ハウス」の「おとめ座」の「ドラゴンテイル」に照らし合わせると、深く納得をせざるを得ない習性です。
過去生では聖職に就くことが多かったようなのですが、例えば修行僧が修行に励むのは、この世で悟りを開き、煩悩から解放された境地に至るためであり、煩悩からの解放は、心の平安です。心の平安とは、幸せの在り方。つまり、厳しい修行は本来、幸せの在り方の追求のための手段であるはずなのです。
それが、過去生からの無意識の習慣として「修行マインド」を持ち越してきてしまっているわたしは、修行することそのものが目標となってしまう癖を持っていました。気づくと、何でも修行化させてしまうのです。そして、「修行がデフォルト設定」なため、ものごとを修行のように捉え、喜々として修行に埋没するというパターンを繰り返してきました。
ある時そんな自分に「修行って、何をすためにやるんだっけ?」と問いかけました。その時に「幸せになるためだよね?」と、もうひとりの自分が瞬時に答えた時の衝撃。
修行そのものを楽しんでしまう、という脳内変換から、次々と修行の難易度が上がってしまうループに入り込んでいたわたしは「幸せになるため」という目的に気づかずに、ただただ与えられる修行に黙々と取り組んでいたのです。
無自覚の思考癖、生活習慣はドラゴンテイル(サウスノード)=過去生癖の影響
この数年前に起きた「気づき」の続編が、今日の午前中に突然起こった「気づき」でした。
去年始まったコロナ禍の影響を受けて、それまでの数年を行商の旅を中心に活動していたのが『ステイホーム』の状態へと、大きく方向転換しました。
元々家にいるのが大好きで、外に出なくても何の不自由も不満も感じない、自称「出不精」なわたしだったので、地方のイベントに出展という旅回りをしていた頃の方が、わたしにとってはチャレンジのように感じていました。
ところが、オンラインでのお仕事が増えて、ますます自宅から出かける必要性が減って行くにつれ、元々あった【「脳みそを生かすためだけに存在している肉体」通称「脳みそ人間」】状態(「8ハウス」「おとめ座」「ドラゴンテイル」由来の過去生癖)が加速していきました。ついには、身体を動かさなさ過ぎることで、身体に起こる変調、不調の自覚に至るまでになったのです。
どうしてそこまで外に出たいという衝動が湧かないのか。去年からわたしは何度も自問を繰り返していました。そしてようやく今年になって「目的がない行動を取るのが苦手」だということに自覚が至りました。典型的な「おとめ座」の価値観です。
わたしの場合それが過去生癖として身に染み付いているので、極端な出方をしてしまっていたのでしょう。ミッションに生きるおとめ座にとって「任務」ではない行為に意義を見出すことは難しく、「目的のないことは無駄なこと」として排除してしまっていたようなのです。
「出かける目的もないのに散歩に出られない」
わたしの身体を心配して「たまには外を歩いてきなさい」という母に、口をついて出た答えがこれでした。母は「健康のために身体を動かすことを目的に歩けばいいでしょう!」と呆れていました笑
それ以降、ここ数ヶ月の間に、友人や弟との会話の中で「目的がないと出掛けられないことに気づいたの!」と話しをする機会が立て続いてありました。
そう話す自分は、どうにかすれば、この問題を解決できるのだろうか?と自問を続けてもいたのです。家にいる時間が長くなるにつれ、リラックスすることが苦手なことにも気がついて、危機意識を持ち始めたからでした。
タバコを吸っていた頃には、一服する時間がありました。外に出かける用事がある時には、出先の会合の席でお酒を楽しんでいました。でも10年前にタバコを辞め、元々家で一人でお酒を飲むのは楽しくないのと、翌日お酒が残ると1日のクォリティを保てなくなるのが嫌で、徐々にお酒自体を楽しんで飲むことをしなくなってきたこともあります。
元々没頭癖があるので読書でも編み物でも、上手に息抜きのツールにできず、楽しいけど逆に頭は疲れている状態に陥りがち。かといってお酒をリラックスの手段にするのは、アルコール依存症に繋がる危険性があるのでは?という危機感(そもそも依存症気質の傾向は自覚しているので)もあり、油断がならない。
ついには、日常生活の中で唯一自分を解放させる手段が「睡眠」という状態になっていたことに思い至ったのです。
なかなか答えが見つからないことの中には、重要な答えが潜んでいる!
これは良くない!何がどうしてだか分からないけど、とても不健全な気がする!
さすがのわたしも、自分の状態に焦りを感じていました。
そしてよくよく考えたら、そもそも結婚して家事や子育てに追われていた時には、逆に常に「目的」がある生活環境だったことに気づきました。次から次へとやってくる外側の用事を片付ける「目的」をこなしていれば、その合間を縫って「自分のやりたいことをする」こと自体を「目的」にできていました。
ところが離婚して今では成人した3人の子供たちとも離れ、一人で暮らす生活も数年が経ちました。さらにコロナ禍でステイホームの生活を送るようになってからは、旅回りの生活をしていた数年前までのようには、外側にある「目的」を片付ける必要が激減していたのです。外側の周囲の中で「自分のやりたいことをする」こと自体を「目的」にしていたバランスが、気づかない間に大きく崩れていたのでした。
そして、自分のやりたいことだけをやっていたわたしは、極端な運動不足に陥り、体調に変調をきたしました。それなのに、目的がないと外に出掛けられないことに気づいたわたしは、盛大な葛藤を抱えてしまったのです。
ドラゴンテイル(サウスノード)・ワークの後にはギフトが待っている
秋分の日を迎え、ようやく太陽がてんびん座に抜けてくれた!とひとり静かにホッとしたのが10日ほど前のこと。
一昨日には、折からの水星逆行の煽りを受けてPC作業に行き詰まったので、思い切って気分転換をしに行こう!と、公開初日となった「007 No Time To Die」を見に、大嵐の中衝動的にバスに乗って映画館に出掛けました。
少し前までのわたしにとっては、予定も入れていないことを当日思い立って行動するというのは、あり得ないことでした。事前の心構えがないと、気が重くてなかなか咄嗟の行動に移せないのです。
何より、一人で映画館に出掛ける習慣がなかったわたしは、これが人生で3回目の一人映画鑑賞達成でもありました。
そんな小さな達成感に小さく満足していた今日。突然、その瞬間が訪れたのです。
買い物の帰りに、徒歩の距離を稼ぐために対岸の遊歩道を選んだ運河沿いの小道に差し掛かった途端、一羽のカラスが街灯の上に降り立ちました。わたしを見つけて挨拶をしに来てくれたかのように、懐っこく、上からわたしのことを覗いていました。マスクをしていて顔が分からないかも、と、いつもベランダからそっと話しかけているように、声を出して挨拶しました。驚かれないようにそっととスマホを取り出して、写真も撮りました。
嬉しくて、すっかり楽しくなって満足して再び帰路につき、対岸側に渡って「出掛ける目的」について考えるともなく考えていた時、突然その瞬間はやってきました。
「そうか!「楽しむ」ことを目的に出掛ければいいんだ!」
その途端、どうしてだか涙が溢れてきました。
魂(ハイヤーセルフ)の歓喜の涙のように感じました。
『「楽しむ」ことを目的にしても良い』と気づいたわたしは、たとえそのことを忘れてしまう瞬間があったとしても、気づく前のわたしにはもう戻ることはないはずです。
healing is changing
「癒やし」とは「変化することである」
わたしの恩師、クリスタルヒーリングの第一人者だった故JaneAnn Dow女史が授けてくれた叡智の言葉です。
過去生癖の解消は、魂(ハイヤーセルフ)にとっても、大きな癒やし(ヒーリング)となります。その癒やしを促進する有効な手段のひとつが、ドラゴンテイル(サウスノード)に顕れている、自分自身の「過去生癖」を自覚して、その修正に取り組むことです。
宙星祝屋(そらほぎや)では、ホロスコープを「魂の計画書」という観点から読み解いていきます。そして、言葉を持たないあなたの魂の代わりに、魂の望みを読み取り、あなたが「自身の魂の目標に自覚的に生きる」=「覚醒した」状態で前に進めるよう、メンタリングしていきます。
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