天王星と「お金」というシステムについて
約84年がひと単位の惑星:天王星がおうし座に滞在する期間の検証
3次元の世界で「生きていて良かった!」とハートを喜ばせる
特にコロナ禍という世界的なイベントを通過して以来、お金に関するパラダイムシフトが表面化しつつあるのでは?という気配を感じています。
わたしの中で現在のこの世界情勢下、「お金」というテーマに直結していると感じるのは、2018年5月18日からおうし座に移動を開始した天王星(完全におうし座に移動したのは2019年3月6日)です。
おうし座のテーマは「自分の手で自分を幸せにできると気づく」ことで、おうし座を司る惑星は「金星」。金星は「生きることの喜び」を司るエネルギーを司る惑星です。
【3次元の世界で「生きていて良かった!」とハートを喜ばせるにはどうすればよいのか】というテーマを、天王星がおうし座に入ってきたことで地球規模で見直しさせられている真っ最中ということが見えてきます。
時代の背景に流れているのは、やぎ座冥王星の「断捨離」というテーマ
そんな中、
冥王星の公転周期248年
海王星 165年
天王星 84年
現在、2008年からは冥王星がやぎ座に滞在中です。
この冥王星は地球に『「次の世代に新しい命を繋ぐため」の「断捨離」』を促している状況で、今がラストスパート中。おうし座に滞在中の天王星の「自分の手で自分を幸せにできると気づく」というテーマも「次の世代に新しい命を繋ぐため」という「断捨離」の機運がその流れの根底にあります。
冥王星の公転周期の方が時間が遥かにかかるので、前回、今と同じく天王星がおうし座にいた時には、冥王星はやぎ座にはいなかったはず。その時には、どんな時代だったんだろう?と気になったところから深堀りリサーチを開始したのでした。
第2次世界大戦とおうし座の天王星
前回の天王星のおうし座滞在期は1935/3/28〜1942/5/15
第二次世界大戦 期間1939/9/1〜1945/9/2
この大戦中、海王星はおとめ座、冥王星はしし座に滞在していました。
一方で2024年11月20日、冥王星がこの日にやぎ座からみずがめ座に最終的に移動します。第2次世界大戦時におとめ座に滞在していた海王星は、対向宮のうお座を進行中。同じく当時しし座を移動していた冥王星が、2024年11月20日に対向星座のみずがめ座に移動するということで、天王星を軸に海王星と冥王星が当時と反転する配置となります。このタイミングは巷に流れている「2024年」アジェンダ説とシンクロニシティを起こしています。
おや?と思い、天王星も再度チェックしてみました。
2026年4月26日に天王星が最終的におうし座からふたご座に移動、巷に流れる「2026年」というアジェンダも、ここに一致が見られました。
第2次世界大戦とふたご座の天王星
ところで第2次世界大戦というと、現代のわたし達日本人にとっては「太平洋戦争」のフェーズの方が馴染みが深いでのですが、その太平洋戦争は1941年12月8日の真珠湾攻撃から始まります。直前の8月にアメリカ、イギリス、オランダによる「石油輸出全面禁止」という厳しい経済措置が取られたことから日本は窮地に追い込まれることになりましたが、その年の8月、天王星はふたご座へと移動を開始していました。
ふたご座のテーマとしては「流通」「金融」「商売」「市場」というワードが挙げられます。これはふたご座を支配している「水星」にちなむもの。水星は「マーキュリー」、古代ギリシャ時代には「ヘルメス」の名前を冠っていて、さらにはこのヘルメスが遡ると古代エジプトのトートに繋がります。
つまり皆その時代その時代の叡智を司る神々であり「錬金術」のマスターたち。
天王星がふたご座に入るということは「金融システム」「流通システム」「市場システム」という錬金のシステムに軌道修正のエネルギーが働くということを意味します。太平洋戦争のもうひとつの局面が見えてくると同時に、今の世界情勢も透けてくるようにも読み解けます。
ロシアによるウクライナ侵攻、長期化の鍵を握るのも天王星か
長期化すると囁き始められているロシアによるウクライナ侵攻
現在世界が直面しているこの状況を第2次世界大戦に置き換えると、開戦から太平洋戦争にフェーズが変化していったタイミングに起きていた配置に、少しずつ天王星が近づきつつあるのが気掛かりなところです。
けれどその背後にあるのが「金融システム」「流通システム」「市場システム」の書き換えという目論見だとしたら?
これまた滲み聞こえてくる「グレートリセット」というフレーズは、世界規模の「断捨離」を徹底的に促してくるやぎ座の冥王星とカッチリとリンクしているキーワードです。
冥王星のこのテーマが根底に流れている上での、現在のおうし座の天王星の配置と、前回の世界大戦時の天王星の配置のシンクロニシティ。
ホロスコープから覗く天界模様と、現実世界の現象の繋がりを感じるのです。
Be here now 今を生きるということ
振り返ってわたし自身、紆余曲折の挙げ句、ついにはタバコ代が欲しくて家の中を小銭を探して歩き回るという恥ずかしい経験までしたどん底の時期がありました。
ところが、その状態から少しずつ自分を立て直す道程で、ある時期から「これ、ひょっとして『お金』が無くなる時代がやってくることの前兆なのかしら?その訓練をさせられているのかな?」と感じるようになったのです。
実際、その頃の経験を通して「お金が無い」という現象と、その現象に対する「恐怖心」を切り離す訓練を徹底的にさせられ、恐怖心からの脱却を経て今に至っています。
本当にお金が「無い」のか
最低限、どれだけお金があれば生きていけるのか
支え合うとはどういうことなのか
そんなことを見つめ直していた時期でした。
そして現在。おうし座の天王星が世界に与えているインパクトを目の当たりにしながら、やはりあの時のわたしは「訓練」させられていたのだなぁ、と実感しています。
あれからbaby stepで一歩一歩ここまで歩いてきて、未だに貯蓄はできていません。
それでもここまで「生きてこられた」
今、幸せを感じながら「生きてる」
未来のことは分かりません。
それでも
Be here now
「いま、ここ」が全ての答え
全てのマジックが起こっているポイントです。
・本気でご自身と向き合いたい方
・根気よく取り組む覚悟ができた方
・今までのままの生き方を卒業したい方
・誰かに転嫁せず、自分の課題として解決していきたい方
・スピリチュアルな成長を望んでいる方
【お勧めしない方】
・瞬時の書き換えを求めている方
・手っ取り早く簡単に進めたい方
・占い師に人生を変えてもらいたい方
・被害者の立場を取り続けたい方
・自分自身と向き合う覚悟ができていない方
✶宙星祝屋 若夏✶ そらほぎや わか
星解き家・星術師、2003年プロ活動開始。イニシエート占星術™提唱者/星解きカード®作者。
西洋占星術をツールに、ホロスコープをスピリチュアルな観点から紐解き、日常生活に反映されている宇宙の星々からの影響を解き明かしています。
イニシエート占星術セッションでは、わたし達ひとりひとりに宿った精神体である「魂」と、肉体の主体である「自我意識」を繋ぎ、宇宙とコラボレーションして生きるためのヒントとなる情報を、お伝えしていきます。
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